Core Cycle Tune / つながりをたどる

生活条件

何を選べたかは、時間・場所・役割によって変わる。

この視点で見ること

生活条件は、行動を選ぶ前からあった環境や制約です。眠り、食事、体を動かす機会は「意志」だけで決まりません。同じ工夫でも、勤務や家庭の事情でできる日とできない日があります。

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生活条件を分けると

行動の前にあった制約と選択肢を整理します。本人がすぐに変えられない事情も、この中に含めます。

01

時間と勤務

始業・終業時刻、通勤、夜勤、予定の詰まり、休憩の取りやすさ。

見ること 食事や睡眠のために使える時間が実際にあったか。

02

住まいと感覚環境

部屋の明るさ、騒音、温度、寝る場所、外へ出やすい道。

見ること 眠りや休息を妨げる環境を変えられる範囲で見る。

03

食事へのアクセス

買い物の時間、調理設備、予算、用意できる食べ物。

見ること 何を食べたかの前に、何を選べる状況だったか。

04

人間関係・役割

育児や介護、家族の予定、職場の期待、頼れる相手。

見ること 自分一人では変更しづらい予定や負担を含める。

05

仕事と画面の環境

通知、会議、在宅勤務、長時間の座位、仕事の切り上げ方。

見ること 画面時間を本人の癖だけで説明しない。

06

健康と資源

持病、服薬、通院、経済的な余裕、利用できる支援。

見ること 本人が簡単に変えられない事情として扱う。

条件から、次の行動へ

「帰宅が遅い」は条件、「帰宅後に夕食を取った」は行動。予定の重なりが、睡眠と食事の両方に関わることがありますが、必ず原因とは限りません。

帰宅後に食事が遅れる

退勤時刻、買い物の余地、家事を誰が担うかを確認。食事の時刻と寝る時刻がともに遅れたら、一つの条件が二つの流れに関わる可能性がある。

在宅が増えた

通勤がなくなり休みやすくなる人も、動く機会が減る人もいる。勤務の内容と一緒に比べる。

同じ条件でも選べる行動は日によって変わります。例に挙げた条件が原因だったと決めず、別の日とも比べます。

自分の暮らしで確かめるなら

  • 食事・睡眠・活動のために使えた時間や場所
  • 自分で変えられる条件と、周囲と相談が必要な条件
  • 変わった条件と、変わっていない条件

全部を記録する必要はありません。気になる変化を一つ選び、違う日と比べるところから始めます。

決めつけないために

制約が大きい場合は「小さく頑張る」だけで解決しません。人や制度に頼ることも、条件を変える一つの方法です。

循環を読むための6つの視点とCCT用語はCCT Lab独自の整理です。診断や原因の特定に使うものではなく、モデル全体の効果や診断精度は検証されていません。研究と限界もご覧ください。

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〈行動〉を見ると、同じ出来事の別の面を確かめられます。