時間と勤務
始業・終業時刻、通勤、夜勤、予定の詰まり、休憩の取りやすさ。
見ること 食事や睡眠のために使える時間が実際にあったか。
Core Cycle Tune / つながりをたどる
何を選べたかは、時間・場所・役割によって変わる。
生活条件は、行動を選ぶ前からあった環境や制約です。眠り、食事、体を動かす機会は「意志」だけで決まりません。同じ工夫でも、勤務や家庭の事情でできる日とできない日があります。
行動の前にあった制約と選択肢を整理します。本人がすぐに変えられない事情も、この中に含めます。
始業・終業時刻、通勤、夜勤、予定の詰まり、休憩の取りやすさ。
見ること 食事や睡眠のために使える時間が実際にあったか。
部屋の明るさ、騒音、温度、寝る場所、外へ出やすい道。
見ること 眠りや休息を妨げる環境を変えられる範囲で見る。
買い物の時間、調理設備、予算、用意できる食べ物。
見ること 何を食べたかの前に、何を選べる状況だったか。
育児や介護、家族の予定、職場の期待、頼れる相手。
見ること 自分一人では変更しづらい予定や負担を含める。
通知、会議、在宅勤務、長時間の座位、仕事の切り上げ方。
見ること 画面時間を本人の癖だけで説明しない。
持病、服薬、通院、経済的な余裕、利用できる支援。
見ること 本人が簡単に変えられない事情として扱う。
「帰宅が遅い」は条件、「帰宅後に夕食を取った」は行動。予定の重なりが、睡眠と食事の両方に関わることがありますが、必ず原因とは限りません。
退勤時刻、買い物の余地、家事を誰が担うかを確認。食事の時刻と寝る時刻がともに遅れたら、一つの条件が二つの流れに関わる可能性がある。
通勤がなくなり休みやすくなる人も、動く機会が減る人もいる。勤務の内容と一緒に比べる。
同じ条件でも選べる行動は日によって変わります。例に挙げた条件が原因だったと決めず、別の日とも比べます。
全部を記録する必要はありません。気になる変化を一つ選び、違う日と比べるところから始めます。
制約が大きい場合は「小さく頑張る」だけで解決しません。人や制度に頼ることも、条件を変える一つの方法です。
循環を読むための6つの視点とCCT用語はCCT Lab独自の整理です。診断や原因の特定に使うものではなく、モデル全体の効果や診断精度は検証されていません。研究と限界もご覧ください。
〈行動〉を見ると、同じ出来事の別の面を確かめられます。