時間のずれ
休みたい時刻に仕事が残る、眠る機会が日によって大きく変わる。
見ること 時間をずらす余地があるか。
Core Cycle Tune / つながりをたどる
疲れが翌日の余裕を奪うと、同じ流れがまた始まることがある。
「不協」はCCTで、望まない変化が次の望まない変化を呼ぶつながりです。本人の性格や病名ではありません。最初のサインが、次の行動をどう変え、その結果がまた最初の困りごとにつながるかを見ます。
仕事や家事の予定が続くと、頭が疲れ、帰宅後は考えずに始められる気晴らしへ向かうことがあります。短い動画を一つだけ見るつもりが次々にスクロールし、寝る時刻がずれる。翌朝は疲れて段取りが押し、休む時間をまた取りにくくなる。どこから次の一周に戻るかまでたどります。
疲れで食事を用意しづらくなる、人と会う予定を断る、体を動かす機会が減る。こうした変化が重なると、夜の過ごし方にも別の線から影響し得ます。一つの原因がすべてを決めるわけではありません。
予定の一部を調整して日中に休めれば、疲れを夜まで持ち越しにくくなり、動画を際限なく見る流れが弱まるかもしれません。動画を見る前に終わりを決める方法もあります。ただし、仕事や介護で休む時間が取れないなら、本人の画面習慣だけで解決しようとせず、分担や支援を先に考えます。
不協は固定された診断分類ではありません。どのつながりが困りごとを続けていそうか、候補を分けて考えます。
休みたい時刻に仕事が残る、眠る機会が日によって大きく変わる。
見ること 時間をずらす余地があるか。
忙しい日の後に休めず、疲れが翌日に持ち越される。
見ること 休息を取れない条件は何か。
予定に押され食事を後回しにし、夕方の選択肢が減る。
見ること 用意・購入のしやすさも含める。
移動や外出が減り、座ったままの日が続く。
見ること 体調のために動けない場合と分ける。
夜の画面だけが休息となり、眠る時間が後ろへ。
見ること 気晴らしを奪うのでなく、その前に休めるか。
介護、勤務、騒音など、一人では変えづらい条件。
見ること 支援や環境の調整が必要な線として扱う。
「落ち込んだ」はサイン。「帰宅が遅く休みが取れない日が続く」は不協の候補。困りごとと同時に起きただけでは原因とは言えません。
夜の画面だけに注目せず、退勤が遅く休息が夜へずれた線も見る。
食事の間隔、会議の連続、外出機会の減少を別々に並べ、重なる日を確かめる。
複数の条件が重なることも、別々の理由で同じサインが出ることもあります。不協は見直す場所の仮説です。
全部を記録する必要はありません。気になる変化を一つ選び、違う日と比べるところから始めます。
これは仮説を整理する用語で、医学的な原因の特定ではありません。症状が強い・続く場合は相談先を優先してください。
循環を読むための視点とCCT用語はCCT Lab独自の整理です。診断や原因の特定に使うものではなく、モデル全体の効果や診断精度は検証されていません。研究と限界もご覧ください。
〈解決(レゾリューション)〉では、回復が次の回復を支える流れを見ます。実際に試す手順は〈どう整えるか〉で説明します。